2016/07/16

こんにちは、TOKYO SHUTTER MEMOの中の人です。
先日、ついに行ってきました!伊勢神宮に!!
伊勢神宮は、個人的に”死ぬまでに一度は行きたい場所”として、上位にランクインしていたので、非常にテンションが上がりました。サイコーです。
ということで今回は、伊勢神宮(内宮・外宮)の参拝ルートと厳選したパワースポットをまとめてご紹介していきたいと思います。
食事やお土産などで立ち寄るのにおすすめのエリアもご紹介します!
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まず、伊勢神宮について少し知っておきましょう!
伊勢神宮に行かないならまだしも、今後行く予定があるのならどんなところか知っておく必要があると思います。
なので、本題に入る前に少しばかり知識を頭に入れておきましょう!
内宮(ないくう)と外宮(げくう)はどんなところですか?違いを教えてください。
「お伊勢さん」「大神宮さん」と親しく呼ばれる伊勢神宮は、正式には「神宮」といいます。内宮は皇室の御祖先であり、太陽にもたとえられる天照大御神をおまつりし、全国より崇敬を集めています。外宮は天照大御神さまのお食事を司り、産業の守り神である豊受大御神(とようけのおおみかみ)をおまつりしています。内宮は約2000年、外宮は約1500年の歴史があります。
なぜ伊勢にあるのですか?
今から2000年前、天照大御神は奈良の都、皇居内でおまつりされていましたが、倭姫命を御杖代としてよりふさわしい場所を求め諸国を巡りました。伊勢の国に至った時に「伊勢がすばらしいので、この国にいようと思う」とお告げがあり、伊勢に鎮座しました。『日本書紀』や『古事記』に詳しい理由は書かれていませんが、気候が穏やかで海の幸、山の幸に恵まれた場所であることが理由と考えられます。
なぜ、内宮(ないくう)と外宮(げくう)と呼ぶのですか?
皇大神宮から見て、「外にあるお宮」という意味で外宮と呼ばれ、その後に内宮という呼び方がされたと考えられます。奈良時代(8世紀前期)には、すでに外宮と呼ばれた記録もあり、その他にも内宮と外宮をあわせて「二所大神宮」と呼ぶこともありました
外宮(げくう)から先にお参りするのはなぜですか?
神宮のお祭りは、「外宮先祭」といって、まず外宮から行われます。外宮の豊受大御神(とようけのおおみかみ)は天照大御神のお食事を司る神さまですので、内宮に先だって神饌しんせんと呼ばれる神さまのお食事をお供えします。お祭りの順序にならい、お伊勢参りは外宮から内宮の順にお参りするのがならわしです。
伊勢神宮について、少し知ることができましたか?
ここから、冒頭でお話しした参拝ルートとパワースポットをご紹介していきたいと思います!
伊勢神宮:外宮編
伊勢神宮を参拝するときは「外宮をまわって内宮へ!」ということで、外宮からご紹介していきたいと思います。
表参道火除橋(おもてさんどうひよけばし)
電車でお越しの場合、伊勢市駅から徒歩5〜7分ほどで外宮の入り口に着きます。飲食店などが立ち並ぶ道の先に突如出現するのですが、雰囲気がガラリと変わります。
入り口を進むと、表参道火除橋(おもてさんどうひよけばし)がでてきます。こちらから外宮の参拝が始まります。
表参道火除橋を渡ると左手に手水舎(てみずしゃ)があるので、そちらで左右の手と口を清めましょう。
手順は以下になります。
1.右手で柄杓を持ち水を汲み、左手にそそぎます。
2.柄杓を左手に持ち換えて、右手にそそぎます。
3.柄杓をもう一度右手に持ち換えて、左手の手のひらにそそいで口をすすぎます。(※柄杓は直接口につけないでください。)
4.柄杓を右手に持ったまま、左手にそそぎます。
5.柄杓を立てて、残りの水で柄杓自体にかけます。
6.柄杓を裏返しにして、真っ直ぐ縦方向にそろえて静かに置きます。(※ここまでの一連の動作は、一杯の水で行います。)
左右の手と口を清めたら、第一の鳥居をくぐって進んでいきましょう。鳥居をくぐる際は、一礼を忘れずに!
- チェック項目
-
・外宮は左側通行(手水舎の位置を目安にするとよいとのこと)
・基本的に参道の中央を歩いてはいけません(中央は神様の通る道とされているため)
正宮(豊受大神宮)
第一の鳥居と第二の鳥居をくぐって、ひたすら進んでいくと正宮(豊受大神宮)に到着します。
外宮の正宮では、衣食住の神「豊受大御神(とようけのおおみかみ)」が祀られています。
参拝の手順は、二拝二拍手一拝となります。
- チェック項目
- ・ご正宮は、感謝を伝える場なので個人的なお願い事は控えるようにしましょう
三ツ石(みついし):人気パワースポット
正宮での参拝を終えて、最初に見られるパワースポットが三ツ石です。
石の上に手をかざすと温もりを感じるといわれており、手をかざす観光客が多いですが、手をあわせるのが正しいそうです。
亀石(かめいし):人気パワースポット
上で紹介した三ツ石から別宮に行く際に石の橋を渡るのですが、その橋が亀石です。
写真のように横から見ないとわからないですが、亀の形をしていることから亀石と呼ばれています。
意外と見落としやすいパワースポットでもあるので、行く前に場所をチェックしておきましょう!
亀石は、歴史が長くパワーが強いのでしっかりと触れておきましょう!
多賀宮(たかのみや)
亀石を渡ってまっすぐ進み階段を上った先にあるのが多賀宮で、豊受大御神の荒御魂(あらみたま)が祀られています。忘れずに参拝しましょう。
土宮(つちのみや)
亀石を渡って右側にあるのが土宮で、地主の神(大土乃御祖神(おおつちのみおやのかみ))として祀られています。忘れずに参拝をしましょう。
風宮(かぜのみや)
亀石を渡って左側にあるのが風宮で、風雨を司る風の神が祀られています。忘れずに参拝をしましょう。
勾玉池(まがたまいけ)
伊勢神宮の博物館といわれるせんぐう館と休憩所のそばにあります。以前は、勾玉池のまわりを一周歩くことができたのですが、今はできないようです。
外宮の参拝が終わった後に、休憩所から眺めてみてください。水鳥やコイがいます!
外宮のまとめ
外宮のルートをまとめると「正宮→多賀宮→別宮(土宮・風宮)」といったところです。
土日でもたくさんの参拝客で賑わっているので、じっくりと写真を撮ったりゆっくりと参拝をするのは難しいかもしれません。
なので、どこに何があってこのあたりから写真を撮るなど、ある程度決めていくとスムーズに参拝が出来ると思います。
あとは、昼食休憩と内宮参拝までの時間を考えてお昼前(10時〜11時)に行くのがおすすめです。
- ※基本情報
-
【住所】三重県伊勢市豊川町279 伊勢神宮 外宮
【交通】「伊勢市」駅より徒歩5〜7分
【お得情報】「伊勢市」駅には、コインロッカーがいくつかあります。
伊勢神宮:内宮編
外宮の参拝を終えたら、内宮へ参拝に行きましょう。
外宮から内宮へは、距離がある(歩くと1時間ぐらい?)ので、タクシーかバスを使って移動しましょう。個人的には、伊勢市駅からタクシーに乗って行くのがおすすめです。
理由は、金額が2,000円ぐらいなので、2〜3人いれば割り勘で安く済みます。
移動のお話はこれぐらいで、さっそく内宮を見ていきましょう!
- チェック項目
-
・内宮は右側通行(手水舎の位置を目安にするとよいとのこと)
・基本的に参道の中央を歩いてはいけません(中央は神様の通る道とされているため)
五十鈴川御手洗場(いすずがわみたらし)
宇治橋鳥居をくぐって宇治橋を渡り、神苑を進み第一の鳥居をくぐった先にあります。
別名、御裳濯川(みもすそがわ)とも呼ばれています。
こちらの川で手を浸し清めてから、正宮に向かいましょう。
滝祭神(たきまつりのかみ)
天照大御神(あまてらすおおみかみ)にお取り次ぎすることから「取次ぎさん」とも呼ばれているそうです。
滝祭神は、見逃しやすい位置にあり、マップを見ても分かりづらい場所にありますが、とても大事なスポットなので五十鈴川御手洗場のあとに必ず立ち寄りましょう。
正宮(皇大神宮)
五十鈴川御手洗場で手を清め、滝祭神で参拝したらいよいよ正宮参拝です。
内宮の正宮では、天照大御神(あまてらすおおみかみ)が祀られています。
天照大御神(あまてらすおおみかみ、てんしょうだいじん)は、日本神話に登場する神。皇室の祖神で、日本国民の総氏神とされる。『延喜式』では自然神として神社などに祀られた場合の「天照」は「あまてる」と称されている。天岩戸の神隠れで有名であり、記紀によれば太陽を神格化した神であり、皇室の祖神(皇祖神)の一柱とされる。鎮座している場所としては伊勢神宮が特に有名。
出典:Wikipedia
- チェック項目
- ・写真は、階段の下からしか撮ることができません。
風日祈宮(かざひのみのみや)
風日祈宮では、国を救ったといわれている風の神(級長津彦命(しなつひこのみこと)・級長戸辺命(しなとべのみこと))が祀られています。
第二の鳥居のそばにある風日祈宮橋を渡った先にあります。
- チェック項目
- ・毎年、5月14日と8月4日に風日祈宮祭(天候の順調と五穀が豊かであるように)が行われています。
内宮のまとめ
内宮のルートをまとめると「五十鈴川御手洗場→滝祭神→正宮→別宮(荒祭宮・風日祈宮)」といったところです。
今回、時間の関係で荒祭宮での参拝ができませんでした…
荒祭宮は、内宮の中でも格式の高い別宮で観光客が密集します。参拝まで時間がかかるので時間に余裕をもって行くことをおすすめします。
- ※基本情報
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【住所】三重県伊勢市宇治館町1
【交通】「伊勢市」駅からタクシーで10〜15分
おかげ横丁(観光スポット)
外宮と内宮の参拝を終えたら立ち寄ってほしい人気の観光スポットです!
内宮から徒歩5〜10分ほどの距離にあるのですが、食事処やおみやげ屋さんがたくさん立ち並んでいます!
実際に、私が立ち寄って良かったお店をご紹介しますので気になるお店があればチェックしてみてください。
ふくすけ(伊勢うどん)
伊勢うどんの名店として有名なお店で、自家製ダレと太い麺の相性が抜群です!伊勢に来た際は、絶対に立ち寄ってほしいお店です。
ちなみに、伊勢うどんはコシがありません。ですが、その分食感のやわらかさがあるのでそこが魅力です。
コシがない理由は、”お伊勢参りに来た旅行者に消化のいいものを食べてもらい少しでも疲れを癒せれば”というおもいやりから来ているそうです。
- ※基本情報
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【HP】ふくすけ
【住所】三重県伊勢市宇治中之切町52
【営業時間】10:00~17:30(LO 17:00(季節により異なる))
【定休日】年中無休
五十鈴茶屋本店
古き良き時代を感じさせる粋なお店です。食事を終えたあとに、こちらのお店で抹茶と和菓子・洋菓子を楽しんでいただきたいです。
お店の中から見える庭の景色は、日本の美しさを感じさせてくれます。
- ※基本情報
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【HP】五十鈴茶屋本店
【住所】三重県伊勢市宇治中之切町30
【営業時間】8:00〜17:00(喫茶は9:30〜16:30)
【定休日】年中無休
くつろぎや(香り専門店)
天然香料で作られた様々なお香やアロマを取り扱っているお店です。
店内では、お香の匂いが漂っているので長居してしまうお客さんがチラホラ見受けられました。香好きの方は、ぜひ立ち寄ってみてください。
- ※基本情報
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【HP】くつろぎや
【住所】三重県伊勢市宇治中之切町26
【営業時間】9:30~17:30(季節により異なる)
【定休日】年中無休
吉兆招福亭
店内にビッシリと置かれた招き猫は、全国から集められたものだそうです。
特徴のある招き猫がたくさんあり、わたしも2つ購入しました。招き猫や猫自体が好きな方は、立ち寄るべきです。
- ※基本情報
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【HP】吉兆招福亭
【住所】三重県伊勢市宇治中之切町52
【営業時間】9:30~17:30(季節により異なる)
【定休日】年中無休
総まとめ
今回の伊勢神宮の記事では、絶対に外せないスポットを厳選してご紹介させていただきました。
”おかげ横丁”には、上記でご紹介した店以外にもたくさんあるので時間に余裕のある方は、一通り散策してみるのがいいかもしれません。
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